HOME地区ガバナーの紹介>5つの基本方針

 はじめに、昨年の東日本大震災による被災から早や1年にならんとしています。この震災は千年に1度あるかないかと云われるほど人の命はもとより、国土と暮らしその物を奪った驚愕的な出来事でした。
 当時映像で見た、家が、車が、船が、そして人が海に流される状景は、今でも映画の一シーンを見るが如く目に焼き付き、正に自然の驚異を見せつけられました。このような逆境の中、人々は手を取り合い、明日に向かって進もうとされています。また、この震災による日本経済への影響は計り知れなく東北の復興なくして日本の再生はあり得ないと思います。私たちは、東日本の人々に地域の子供たちのために、夢と希望の持てる郷土づくりに協力しようではありませんか。

基本方針

1.次代を担う青少年の育成

将来を託す青少年の育成は、私たちにとって重要な課題です。地域環境も変わりゆく中、自殺、いじめ、薬物乱用等、社会問題となっております。子供たちに生きる力を、他人を思いやる心を、苦しみに立ち向かえる逞しい子が育つ環境を作らねばなりません。人づくりこそ国づくり(国の未来)です。目標を持ち、正しく、情熱を持って、生きる楽しさ、素晴らしさの分かる人間を育てよう。

2.豊かな自然に恵まれた故郷を守ろう

異常気象により地球環境は大きく変わろうとしています。
水害、干ばつ、地震等々各地で大きな被害を及ぼしています。また高度成長の中、自然は破壊され、森林、河川は美しさを失い、車社会の中、粉塵等で空気は汚れ、私たちに課せられた問題は多大なものであります。我々は、この現況を踏まえ、高い理念と行動力で緑化運動、河川の浄化、エコ活動等のアクティビティで豊かで美しい自然を守っていきましょう。

3.会員増強は地域を巻き込むアクティビティから

会員増強は奉仕の力です。数年来、クラブ数会員数が減少しています。 会員一人一人が、世界最大の奉仕団体であるライオンズクラブのメンバーであることに誇りを持ち、地域を巻き込んだ奉仕活動を展開することが大切です。何よりも自分がクラブを愛し、仲間を愛する気持ちがなくてはなりません。家族愛、郷土愛、祖国愛、人類愛をもってあたれば仲間が増えるのではないでしょうか。志を同じくする仲間を増やし、奉仕の和を広げましょう。

4.LCIFはウィサーブの原点

全世界には貧困のための飢餓や病気で苦しみ救いの手を待つ人、障害者の人、災害に見舞われ、困っている人たちのために国際的な援助活動をしています。深い人間愛による心の奉仕です。我々地区では総力を挙げて積極的に推進していきます。会員の皆様のご協力をお願いします。 

5.四献運動で救おう尊い命

生きることに不安を持ち、命の危険にさらされている多くの人がいます。四献運動はライオンズの重要な継続事業です。献血・献眼・献腎・骨髄移植など啓蒙活動を推進し、地域社会に命の尊さをPRし、善意の輪を広げていきましょう。

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